割引計算が簡単にできるようになる考え方!割引率(%)も一緒に!!

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小学生の頃、学習した「○○の△△割(%)」は大人になってかなり使う機会が多いものです。

仕事や買い物で必須の計算になってきます。

特に、買い物では「○○割(%引)」といった割引シールが貼ってある商品を目にすることが多いと思います。

買い物に行って、割引シールを見るたびに、割引計算ツールや電卓を使用すると大変ですよね。

そこで、割引(%)の考え方をしっかり理解して、値札と割引シールを見て暗算で計算できる方法を解説します。

割引の考え方

例えば、1,000円の商品に1割引のシールが貼られていた場合、売価は900円です。

これは感覚で理解している人もいるのではないでしょうか?

この計算がどのようにして行われているのか、考え方を解説します。

まずは、「割」と「引」を別に考える必要があります。

「割」について、割は1/10(÷10)を意味します。

分数が出て少し難しく感じますが、簡単にいうと「1,000(円)÷10」が1割になります。

なので、仮に1,350円の1割は、1,400÷10=140円となります。

以上のことから、「割」の考え方と計算方法を理解して頂けたのではないでしょうか?

「引」については、単純に前項の「割」で計算した値を、定価から引くだけです。

なので、仮に1,350円の1割は、1,400÷10=140円でした。

そして、1割引であれは、1,400-140=1,260円となります。

この「割引」について、一連の計算方法を解説します。

定価が1,400円、2割引の場合を考えます。

1,400÷10=140円

この計算で出る答えは、定価1,400円の1割の数字です。

なので、2割であれば、

140×2=280円

となります。

そして、この2割の280円を定価の1,400円から引きます。

1,400-280=1,120円

となります。順序立てて考えると、理解することができると思います。

%引(パーセントOFF)の考え方

%引(パーセントOFF)も「割引」同様、「%」と「引」を別に考えることで計算することで、理解がしやすくなります。

「%」について、%は1/100(÷100)を意味します。

なので、1,000円の1%は、1,000円÷100=10円となります。

先ほど解説した1割は、1,000円÷10=100円でした。

つまり、「10%=1割」です。これが理解できれば、あとは「割引」の計算と全く同じです。

もっと簡単に計算するには?

もっと簡単に計算する方法を解説します。

僕は小学生のときに習った記憶があるので、恐らく他の人も習っていると思いますが、「割」と「引」を同時に計算する方法です。

割は1/10、%は1/100と解説しました。

1/10は計算すると、0.1となります。

1/100は0.01となります。

定価が1,000円のときを考えます。

1,000円×10/10=1,000円×1=1,000円

1,000円×100/100=1,000×1=1,000円

上記2つの式の意味は、1割が10個で10/10、1%が100個で100/100となっています。

2割は、1割×2の為、(1/10)×2=2/10=0.2です。

よって、1,000円×(1-0.2)=1,000円×0.8=800円となります。

上式の赤字の部分が重要なポイントです。

文字で表すと、定価×(1-割×1/10)=値引き後の値段です。

複雑な金額の値引後の価格を計算する

例えば、2,580円の3割引きの値引後の値段を考えます。

計算式は、2,580×(1-0.3)=1,806円です。

これを暗算で行うのは結構大変です。

そこで、2,580円を2,600円、0.7を7と仮定します。

26×7=182となります。

あとは単位を揃えると、1,820円となります。

誤差が14円ありますが、そこは目をつむるか、

260-258=2

2×7=14円

1,820-14=1,806円と計算することができます。

このように数字を丸めることで簡単に計算することができます。

今回は、割引(%)の考え方をしっかり理解して、値札と割引シールを見て暗算で計算できる方法を解説しました。

この記事を見て頂いて、普段の生活に役立てて頂ければと思います。

今回も最後までご覧頂きありがとうございました。

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