合格率は低くない?第二種電気工事士に合格したときの勉強方法とスケジュール【まずは申し込みから】

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皆さんこんにちは。今回は僕が「第二種電気工事士」を受験して合格したときの勉強方法やスケジュールを皆さんにご紹介します。「第二種電気工事士」の資格に興味のある方や、「これから受験するけど何から勉強すれば良いの?」といった方の後押しに少しでもなれば幸いです。それではご紹介していきます。

第二種電気工事士とは?

「第二種電気工事士」とは、ビルや工場、一般住宅などの電気設備の電気工事を行うために必要な資格です。この資格は、「一種」と「二種」があるのですが、今回は「二種」に限定してお話します。「二種」では一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。

ちょっと良く分からない。つまりどういうこと?

ざっくりまとめると、電気設備の設置やメンテナンスをする際に必要な資格であり、その資格を持っている人でないと業務に従事できないため、「手に職」をつけたい!という方にはピッタリな国家資格です。

受験資格は?

「第二種電気工事士」には受験資格がありません。試験会場では、様々な年代の方がいます。この資格を受験するのに年齢は関係ありません。

これから「電気関係の仕事に就きたい」「電気の勉強をしたい」という方におすすめの資格です。

筆記試験の難易度は?

筆記試験では「四肢択一でマークシートに記入する」方法が採用されており、全50問中約30問正答が合格ラインと言われています。50問の内容ですが、約10問が計算問題、約20問が部品名や法規を答える「知識問題」、残りの20問が配線図から読み取って答える「配線図問題」となっています。この傾向は過去の問題でも全く同じで、恐らく今後も大幅に変更されることはないでしょう。お気付きの方がおられると思いますが、計算問題が苦手でも他の所を完璧にすれば合格できるのです。

技能試験の難易度は?

技能試験は、全13問の「候補問題」が公表されていて、その中から1問が出題されます。試験で出題される問題を練習することができます。配線自体はそれ程難しくはないのですが、筆記試験の合格発表から技能試験の本番まで約1ヵ月とかなり短期間なのと、本番の試験時間が40分とかなり短いことが懸念点です。なので筆記試験が終わった後、帰宅してから自己採点を行い、合格であればすぐ技能の勉強をする必要があります。

筆記試験の勉強期間・方法は?

学科試験は、試験日の約2ヵ月くらい前から勉強し始めました。電車で通勤しているので、帰路の約30分を第二種電気工事士の勉強に充てていました。2ヵ月の通勤日と帰路の30分を掛けて、約20時間程度勉強した計算になります。

勉強方法は、ひたすら過去問を解くです。僕は直近10年間分くらい過去問を解き続けました。すると同じような問題がかなり多くパターンが分かってくるようになります。ここまでできるようになると「筆記試験合格」はもうすぐそこです。ここで注意して頂きたいのが、計算問題は答えを暗記しないことです。しっかり計算して答えを導き出すようにしましょう。問題の数字が変わると解けないのはせっかく勉強をしているのにもったいないです。

技能試験の勉強期間・方法は?

技能試験の勉強期間は、学科試験終了後から技能試験までの約2ヵ月です。技能の勉強は実際に配線作業をしなければならず、仕事が終わって家に帰宅してから2日に1回くらいペースで進めました。時間にすると約30時間程度です。筆記試験よりも時間が掛かった要因は、40分で1題完成させなければならないため、ひたすら練習する必要があったからです。

勉強方法は、まず「単線図」から「複線図」に書き直すことをマスターするところから始めました。全13題の「単線図」を「複線図」に書き直すことができるようになった後は、実際に配線をしていきました。最初は完成させるのに1時間を超えてしまうほどでした。ですが、練習していれば段々早くなってくるものなので安心して下さい。ある程度慣れてきたら、実際の試験と同様に40分で配線してみて下さい

ちなみに僕は、「単線図」から「複線図」への書き直しに5分、配線に25分、見直しに10分の計40分を目標にしていました。

技能は覚えるだけではダメなんだね。反復練習が大事なんだ。

最後に

「第二種電気工事士」は僕が思う「この資格は取得しておきたい」という資格の1つです。この資格は国家資格で、「この資格を持っていないとできない作業」がある「業務独占資格」です。しかも「第二種電気工事士」は受験資格が存在しないため、誰でも受験することが可能です。これから受験される方の合格を願っています。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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