PDCA。
今春から新入社員として、会社に勤め始めた方は研修などで良く耳にしないでしょうか?
意識高い系による、意識高い系のための、意識高いワード。
僕の中でPDCAはこんなイメージです。
実際仕事をしている中でこんなん使ったことありません。
仕事をしている人からもPDCAといった文言を聞いたことがありません。
僕の職種だけなのかはわかりませんが。
PDCAって何?ってことから、僕がPDCAについて思うことをお話ししていきます。
PDCAとは?
PDCAとは、英単語の頭文字を取って並べた造語です。
P:Plan(計画)
D:Do(実行)
C:Check(評価)
A:Action(改善)
計画(Plan)したものを実行(Do)して、計画通りに実行できたかを評価(Check)します。
評価した結果を基に、どのように改善(Action)すれば良いかを検討します。
改善案を基に計画(Plan)します。
改善の後、また計画に戻っています。そして計画から実行へとまた移っていきます。
このようにサイクルしているため、「PDCAサイクル」と呼ばれることもあります。
簡単に言うと、「このサイクルを回していけば、仕事は上手くいくよ」といったものです。
PDCAは無意識に使ってる?
このPDCAは、日常生活で無意識に使っています。
例えば、晩ごはんに焼きそばを作ることってありますよね?
焼きそばをつくるとき、食材を買いに行くと思います。
そば、たまねぎ、人参、キャベツ等、買う食材をリストアップして、どのスーパーに行こうか検討しますよね?
これが計画(Plan)です。
では実行(Do)はどうでしょう?
買い物に行って食材を探すことが当てはまります。
そして、買う食材が全て購入できたか確認(評価:Check)しますよね。
全て購入できれば、改善(Action)は必要ありませんが、不足があれば、「他のスーパーへ買いに行こう」「家にあるもので代用しよう」といった改善(Action)をしますよね。
これって立派なPDCAになっているのです。
PDCAについて思うこと
先述した通り、PDCAは日常生活で無意識に使用しています。
しかし仕事ではPDCAを回せ。PDCAしっかりするように。PDCA。PDCA。PDCA。と重要視されています。
PDCAは確かに大切であると僕も思います。しかし、それであるが故に、PDCAすることが目的になっているようにも思います。
計画(Plan)の段階で、ある程度結果を見通すことができれば、無駄な行動(Do)は排除できます。
しかし、PDCAに囚われていて、目的を見失ってしまっては、無駄な行動(Do)から計画(Plan)まで必要のない時間を消費してしまいます。
これはPDCAどの工程にも同じことがいえます。
つまり、僕がPDCAについて思うことは、PDCAを使用するときは、PDCAを意識し過ぎないことが大切であるということです。
PDCAは仕事を確実に遂行する手段であって、目的ではありません。
目の前の仕事にしっかり向き合い、この仕事に求められているものは何か、その結果自分はどう行動すべきなのか、自分の行動の結果がどうなったのか、もっとこうすれば良かったといった改善点はなかったか。
このように少し先のことを考えながら仕事を進めると、自ずとPDCAになっていくものだと僕は思っています。
まとめ
今回伝えたかった内容は、
①PDCAとは何か?
計画(Plan)したものを実行(Do)して、計画通りに実行できたかを評価(Check)します。
評価した結果を基に、どのように改善(Action)すれば良いかを検討します。
改善案を基に計画(Plan)します。
②PDCAについて思うこと
PDCAに囚われていて、目的を見失ってしまっては、無駄な行動(Do)から計画(Plan)まで必要のない時間を消費してしまいます。
少し先のことを考えながら仕事を進めると、自ずとPDCAになっていくものだと僕は思っています。
ざっくりまとめるとこの2点です。
とは言え、自分に合った仕事の進め方は人それぞれ違うものです。
こんな考え方をしている人もいるんだな程度に思って頂ければと思います。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
コメント