頭に残る名言3選

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心に響いたり、感動したり、やる気を引き出したり、名言には目に見えな力があると僕は思います。

皆さんは、自分自身を奮い立たせる名言や、感動を思い出す名言など人によって違いはあれど、いくつか名言を胸の内に秘めているのではないでしょうか?

僕自身自分自身を奮い立たせる名言や、感動を思い出す名言はいくつかありますが、今回ご紹介する名言は、それとは少し異なります。

今回ご紹介する名言は、自分自身を奮い立たせる訳でもなければ、感動を思い出す訳でもない
なんとなく頭に残って離れない名言です。

それではご紹介していきます。

やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
山本 五十六(やまもと いそろく)

この名言は、山本 五十六(やまもと いそろく)が生前、発した名言です。

この名言はご存知の方が多いのではないでしょうか?
研修会などでもよく使用されている印象があります。

人材育成の鉄板ですよね。

何かを教えるとき、まずは作業している姿を見せる。次に作業について説明する。その後作業をさせてみる。

この一連のどれかを飛ばすと、教えられている側も作業習得が困難になります。
しかし、実際に仕事をしながら教えるときは時間などの都合で、省略される場合があります。

僕自身何かを教える場合は、この言葉を思い出します。なるべくこの通りに実践しようと。

最後なんといっても大事なのが、褒めることです。人は褒めて伸びるものです。怒られ続けて伸びる人は見たことがありません。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
ビスマルク

これはドイツの名宰相ビスマルクの言葉です。

この名言が伝えたい事を以下に書き記します。

経験からから学べることは多いです。しかし経験せずとも、先人たちが経験してきたこと、つまり歴史を学ぶことで、先人たちの経験を身に付けることができます。

例えば、仕事では同じ失敗はしてはいけないとよく言われます。
この「同じ失敗」は、「自分が1度失敗して、2度目の失敗をしない」のか「先人たちと同じ失敗をしない」のかで意味合いが異なってきます。

「自分が1度失敗して、2度目の失敗をしない」⇒「愚者は経験に学ぶ」

「先人たちと同じ失敗をしない」⇒「賢者は歴史に学ぶ」

先人たちと同じ失敗をしないためには、先人たちがどのような失敗をしてきたかを学ぶ必要があります。
そのため、「賢者は歴史に学ぶ」という事になります。

この言葉では「愚者」というワードが使用されていますが、僕は「普通の人=一般人」と言い換えるのが適切かと思います。
本当の愚者であれば、経験から学ぶことはないと僕は思っています。

有能な怠け者。有能な働き者。無能な怠け者。無能な働き者。
ハンス・フォン・ゼークト

ドイツの軍人であった、ハンス・フォン・ゼークトが提唱した、ゼークトの組織論での名言です。

名言というよりは、名組織論になるのかなと思います。

以下に説明を書き記します。

以下Wikipediaより一部引用

・有能な怠け者⇒利口で怠慢
 指揮官に向いています。
 怠け者であるが故に、自分が楽をするために部下の力を最大限発揮させることを考えるからです。

・有能な働き者⇒利口で勤勉
 参謀に向いています。
 勤勉であるため、自ら考え実行しようとします。そのため部下を率いるよりは、参謀として補佐するポジションが向いているといえます。

・無能な怠け者⇒愚鈍で怠慢
 命令を忠実に実行するのみの役職に適しています。
 自ら考えて動こうとせず、命令された通りにしか動かないため、命令通りに働く役職が向いているといえます。

・無能な働き者⇒愚鈍で勤勉
 このようなものを軍隊において重用してはいけないと記載されています。
 働き者であるが、無能であるため、間違いに気づかず、そのまま実行し続け、さらなる間違いを引き起こすからです。

最後の「無能な働き者」が「無能な怠け者」よりも評価が低いことについて、理解に苦しむ方もおられるかもしれません。

しかし、全力で間違った方向に突き進む人を想像すると、少しはイメージし易いかなと思います。

間違った仕事をし続けて、余計な仕事が増えるのであれば、言われたことだけする人の方がマシと思う人は結構多いのではないでしょうか?
この無能な働き者とは、上記のような人の事を指しています。

最後に

今回は、心ではなく、頭に残る名言3選をご紹介しました。

初めて知るという人もいれば、全部知っているという人もいるかと思います。

僕は今回ご紹介した名言は、割と理にかなっているなと思っています。

この名言は知っていて損はないと思うので、ぜひ頭に残しておいて頂けたらと思います。

今回も最後までご覧頂きありがとうございました。

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