他責と自責

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皆さんこんにちは。他責と自責、皆さんの考え方はどちらでしょうか?或いはどちら寄りでしょうか?初耳の方や、聞いたことあるけど、意味があまり分からないという方でも、他責と自責についてご説明しつつ双方のメリット・デメリットをご紹介させて頂きます。

他責とは?

他責とは、自分の行動による結果を、他人に責任があると考える思考法です。例えば仕事でミスをした場合、自分のミスが原因であるのに、「自分以外の人や、置かれた環境が原因でミスをした」と考えることが他責思考と呼ばれる思考法です。皆さんの周りにもこのような人は一定数いないでしょうか?
何か失敗や自分に不都合なことが起こった場合、その理由を他人や環境のせいにしてしまうことが、いつの間にか癖や習慣になってしまっている人が、僕の周りにも一定数います。

ここまでの内容を踏まえてメリットってあるの?

しかし、この他責にはしっかりとメリットも存在します。それをこれからご紹介します。

他責のメリット

他責のメリットは、心にゆとりができることです。これが一番のメリットと言っても過言ではありまあせん。何か自分に都合の悪いことが起きても、他人・環境のせいにすれば凄く気が楽になります。それ以上悩んだり考えたりする必要がなくなるのです。

他責のデメリット

他責のデメリットは、成長の機会を逃してしまうことです。仕事でミスをしたとき、他責思考の人は「なぜこのミスが起きたのか」ということはまず考えません。自分ではない他人や環境に責任転換してその場をやり過ごします。しかし、「なぜこのミスが起きたのか」を考えて次に活かすことが、自身の成長に繋がります。この成長の機会を自ら放棄してしまっているのです。
また、もう一つのデメリットとして、時に周囲から悪印象を受けてしまうことです。仕事でミスをしたとき、自分に問題があってミスが起こったのにも関わらず、他人や環境のせいにしている人をみて良い気分になるでしょうか?最悪な場合、周囲の人は「次は自分のせいにされるのではないか」と考え離れていく人さえ現れてしまうことが想像できます。他責は自分自身を守るという側面もありますが、ほどほどにしておくように注意しましょう。

他責のメリットとデメリットは分かった!
自責とどう違うの?

自責とは?

自責とは、自分の行動による結果を、自分に責任があると考える思考法です。他責とは真逆の考え方です。例えば仕事でミスをした場合、自責思考の人は自分に責任があると考え対処法を探ります。また、自分が直接ミスをしていない場合でも、「自分がこうしていればミスは防げた」というように自分に責任があると考えます。

自責思考の人は責任感が強い人なんだね!

それでは、自責のメリット・デメリットをご紹介していきます。

自責のメリット

自責のメリットは、自分の成長になる考え方だということです。例えば商品を売る営業マンが2人いたとします。それぞれ他責思考と自責思考です。
他責思考の人は、
「商品が売れなかったのは相手のニーズに合っていなかったからだ。商品自体は悪くない」
と考えます。
しかし、自責思考の人は、
「商品が売れなかったのは相手のニーズを十分分析できていなかった自分の責任だ。この商品のここをもう少し改良すればニーズに合わせることが可能だ」
と考えます。
見比べてみると、成長する人は一目瞭然で後者の営業マンですよね。他責と自責で仕事に対する考え方がかなり違ってきます。

自責思考はメリットが大きいね!

自責思考も一長一短です。自責思考のデメリットについてこれからご紹介させて頂きます。

自責のデメリット

自責のデメリットは過度な自責思に陥ることです。過度な自責思考に陥ると、極端ですが、自分では解決できないような内容でも自分に責任・非があると考えて思い悩んでしまいます。本来であれば悩まなくて良いことで悩み、精神をすり減らしてしまうのです。このようになってしまうと、思考がネガティブになってしまい負の連鎖になってしまいます。過度に自分を責め過ぎないように注意しましょう。

最後に

今回は、他責と自責についてご紹介させて頂きました。皆さんの考え方はどちらでしたか?ちなみに僕は自責思考タイプです。ミスをしたり自分に不都合なことが起こったときは、自分の何が原因でそのことが起こったのかを必ず考えます。また、他責と自責はどちらも大事な考え方です。どちらか一方だけでは生きていく上で支障をきたしてしまいます。双方のメリット・デメリットを十分理解した上で、自分で解決できることは「自責」、自分で解決できないことは「他責」というように考えるのがちょうど良いのではないでしょうか。

今回も最後までご覧頂きありがとうございました。

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