皆さんこんにちは。皆さんは「モンキーターン」という言葉を聞いたことがありますか?モンキーターンとは競艇(ボートレース)の旋回手法で、通常の旋回よりも高速旋回が可能になる旋回のことをいいます。しかし、「競艇」と聞くと「ギャンブル」と思われる方が多いのではないでしょうか?観客としてはギャンブルの要素が強いですが、選手としては「勝負事」の要素が強いのです。この競艇は、選手からすると、車やバイクのレースのように、誰が一番速いかを競う競技です。このモンキーターンという作品では、そんな選手たちの心情や熱い戦いが描かれています。今回はこの「モンキーターン」のあらすじと魅力をご紹介します。
(※ネタバレは含みません)
モンキーターン:あらすじ
本作の主人公は「波多野憲二」です。子どもの頃から野球一筋で高校の夏の甲子園予選で敗退しました。その後、競艇ファンの波多野の担任と、高校のOG競艇選手に連れられて行った競艇場で体験したモーターボートとモンキーターンに魅了されて、競艇選手になることを決意しました。競艇選手になるには、競艇選手の養成所に入学する必要があります。合格率がかなり低く狭き門ですが、波多野は必死に勉強をしてかつ、持ち前の身体能力で合格しました。紆余曲折ありつつも研修所を卒業し、プロのボートレーサーになります。プロになってからのレースや日常がアニメでは描かれています。
モンキーターン:魅力
モンキーターンの魅力は、レース中の選手の心情が細かく描かれている点と、迫力のあるレースです。
レース中の選手それぞれが考えていることや、心情が鮮明に描かれており、実際の競艇選手もこのように考えたりしているのだろうなと見ていて思えます。またレースは本作の一番の見せ所です。漫画にはない「動き」がとても綺麗です。このアニメが放送されたのは2004年ですが、CGとアニメーションの使い分けが非常に上手いと感じました。このアニメを見ていると、自然と競艇のルールが理解できる点も魅力です。「競艇=ギャンブル」というイメージはこのアニメにはありません。世間で人気のあるスポーツアニメと特段違いはありません。
最後に
今回は、アニメ「モンキーターン」のあらすじ・魅力をご紹介しました。今までこの「モンキーターン」という作品があるのを知っていたけど、競艇だから見ていないという方や、初めて聞いて見てみたいという方はぜひ見てみて下さい。残念な点は、アニメでは冒頭のあらすじでもお伝えしたように、プロになってからのお話という点と、最終話まで描かれていない点です。漫画ではその点も描かれているので、アニメを見た後に続きが気になるという方はぜひ漫画も読んでみて下さい。心躍るレースがいくつもあります。自分のお気に入りレースをぜひ探してみて下さい。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
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