皆さんこんにちは。今回はアニメ「SHIROBAKO」のご紹介をさせて頂きます。「SHIROBAKO」とは「白箱」をローマ字表記したものです。でも「白箱」って何?となりますよね。白箱とは、アニメの制作会社が、作品をテレビ局に納入する白い箱に入ったビデオテープのことを指す業界用語です。この説明で少し気付かれた方もいると思いますが、アニメ「SHIROBAKO」とは、アニメーション業界に入って夢を追う5人の女性を中心に、アニメ作品の完成を目指して奮闘する「アニメーション業界の日常を描く群像劇」です。「アニメを作る人たちをアニメ化した」というニュアンスです。
この作品のキャッチコピーは、「アニメーション業界の今が、ここにある」です。現実とフィクションを絶妙な具合で絡ませているので、感情移入もしやすい作品です。この作品を見れば、アニメーション制作の裏側を知ることができます。
※ネタバレは含みません
あらすじ
主人公「宮森あおい」は高校生時代アニメーション同好会に入っており、その仲間と「卒業後いつかアニメを一緒に作ろう」という誓いがありました。
二年半後「武蔵野アニメーション」に就職した宮森は、制作進行(アニメ制作のスケジュール管理等の仕事)として、同社7年ぶりとなる元請け作品「えくそだすっ!」に携わり多忙な毎日を送っていました。
高校時代の仲間たちも会社は違えど、それぞれの分野でアニメーション制作に関わり、不安や挫折を経験し、「アニメを一緒に作る」という約束に向かって邁進していました。
色々なトラブルで全ての予定が大幅にずれていく中、作品の納入日に間に合うように、様々な分野の人と協力しアニメの完成に向けて日々を過ごし成長していく様子が描かれています。
シリーズ前半(12話)と後半(12話)の24話で構成されており、色々な人の悩みや葛藤、挫折があり、それをどのよう乗り越えていくのかが描かれています。
最後に
今回はアニメ「SHIROBAKO」をご紹介させて頂きました。この作品は、笑いあり・涙ありの群像劇でそのような作品が好きな方には絶対気に入って頂けると思います。また、アニメの裏側に興味がある方にもおすすめです。僕は何より、日々仕事をしている方に見てほしいと思っています。仕事で嫌なことや日々同じことの繰り返しで心が疲れている人には、初心を思い出させてくれる作品です。
劇場版もありますので、アニメをご覧になられた方はぜひそちらもご覧下さい。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
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