皆さんこんにちは。仕事や部活で後輩に色々なことを教える機会があると思います。普段皆さんはどのように接していますか?「接し方がイマイチ分からず、どのように接したら良いのか」と考えている方や、「今の接し方が本当に良いのかな」と思っている方が多いのではないでしょうか?
僕自身も学生時代や仕事でも後輩と接する機会が多く、かなり考えたり本を読んだりして思考錯誤してきました。そこで今回は、僕が普段実践している後輩(部下)を成長させるためのちょっとしたコツ(ポイント)をお伝えしたいと思います。
褒める
褒められて嫌な気分になる人はいませんよね。他者から認められたいという欲求(承認欲求)は誰もが持っているごく自然な欲求です。褒めることにより、褒められた人は自信が付きます。自信がある人は気持ちがポジティブになり、行動力が生まれます。すると、自分で考えて行動することが身に付き成長のスピードが格段に変わってきます。
また、褒めることで人間関係が良好になります。褒められると、褒めてくれた人への信頼感が自ずと高まるとされています。人間関係が良好なら後輩からの質問や意見がどんどん出てきます。逆に、人間関係が良好でなければ、質問や意見は全くでてこないでしょう。
否定しない
良好な人間関係であれば、意見が出てきます。中には間違った意見もあるでしょう。しかしその意見を真っ向から否定していては、後輩は以後意見してこなくなります。「どうせ言っても意味がない」と思うようになります。実際僕も周囲でそのような関係の方々を見たことがあります。間違った意見だとしても、まずは理解することに努めましょう。後輩が意見した意図と自分が理解したニュアンスが違い、実は意見が正しかったということも少なからずあります。なので、意見は最後まで聞き「そのような考え方もあるよね」というような前置きをしてから、間違っている箇所を修正するようにしましょう。「褒める」項目でお話した「承認欲求」をまずは満たしてから、「間違いを正す」手順を意識しましょう。
間違いを正す(叱る)ときの注意点
「叱る=怒る」と考えている方はいませんか?僕の周囲でもミスした後輩に怒鳴る人は一定数います。法に触れたりするような、あからさまに悪いことをしたのであれば、怒鳴られることは当たり前です。しかし、仕事や部活でミスをしたり、間違ったりしたときに「怒鳴る」のは見当違いです。
「叱る=間違いを正す」と考えて後輩と接するようにしましょう。このように考えると怒鳴ることはまずなくなるはずです。自分の感情を後輩にぶつけてはいけません。
また、間違いを正す際は、必ず後輩と同じ目線の高さで話をしましょう。これは子どもを𠮟る際にも共通して言えることです。自分と同じ目線でいると、相手は自分のことを同格に扱われていると人間は無意識に感じています。
例えば後輩をイスに座らせ自分が立ったまま叱ると、自然と上下関係が意識されてしまいます。逆もまた然りです。これは時と場合にもよりますが、普段から後輩と同じ目線の高さで話すことを意識することで、間違いを正す際も自然とできるようになります。
最後に
今回は、後輩(部下)を成長させるためのちょっとしたコツ(ポイント)をお伝えしました。これは普段意識せずともできている方もおられると思います。しかしやはり一定数の人はできていないと僕自身仕事をしていて感じます。後輩を育てるということは、自分にも成長のチャンスがあります。そのことを忘れず「後輩に感謝の気持ち」を持って接することが大事であると僕は常々考えています。この記事を読まれた方が少しでも役に立つ情報だったと思って頂ければ幸いです。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
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