皆さんこんにちは。近年日本では、「終身雇用」が少しずつ見直され、欧米のような「ジョブ型」を導入する企業が増えてきています。そのため、キャリアアップや理想の働き方を求めて転職することは、昔よりもより一般的になってきました。本記事では、これから転職を考えている方に、僕が転職を決意・実行したときの体験談をお伝えすることで、少しでもお役に立てればと思います。
転職を決意した理由
転職した会社では3年間働いていました。転職を決意した理由は大きく分けて2つです。
①同じ部署の先輩が退職して激務になったが、人員補充がなく昇給にも評価が反映されず、5年後10年後の自分を想像できなかった。
②経験できる仕事に限界を感じ、自分の技術力をより高いレベルにしたい。
理由②に関しては、仕事をしながら感じることが薄々あったため、いつかは転職してスキルアップしたいと考えている程度でした。仕事をしながらでも、自分で情報を集めて勉強すればスキルアップは可能ですし。しかし、理由①がきっかけで転職を強く考えるようになり、理由②も満たせる条件の会社への転職を決意しました。
転職を決意してからの行動
数ある転職サイトの中から、僕は「リクルートエージェント」に登録して転職活動を始めました。リクルートエージェントを選んだ理由は転職した知人に勧められたからです。リクルートエージェントに登録すると、求人を斡旋してくれたり、履歴書や職務経歴書等の書き方をアドバイスしてくれる「エージェント」と呼ばれる人との面談をまず行います。面談では、これまでの経験や希望職種等を話して、自分の強みや弱み、転職市場の動向、希望する条件等、様々な話をしました。エージェントは基本的に転職活動が終了するまで同じ人が対応してくれるため、最初にしっかりすり合わせしておくことが重要です。
転職活動について
転職活動は会社を辞めずに有給休暇を取得して行っていました。そうした方が良いとアドバイスを頂いたこともありますが、会社を辞めてから転職活動を始めると、次の就職先が決定しない焦りから、妥協して就職先を選んでしまう可能性があるからです。
企業の求人に対して、履歴書・職務経歴書を応募し、書類選考通過後に一時面接、二次面接という流れが一般的です。書類関係の書き方や面接の対策等はエージェントの方から教えて頂けるのでとても心強かったです。
書類選考に応募する企業はなるべく多い方が良いといわれていたので、まず5社選んで応募しました。選んだ5社は斡旋された求人の中で、勤務地や待遇など自分の中で「この会社で働ければ良いな」と思える会社でした。その内の1社から、書類選考と面談を経て内定を頂き入社することになりました。転職活動の期間は3~4ヵ月程度でした。エージェントの方には、「かなりスムーズにいった方」と言われたので、期間はもう少し長めを想定しておくべきだと思います。そのときから約3年経った今でも転職して良かったと思えています。
転職するメリット
転職して良かったと思ったことをご紹介します。
①休日が増え、給与も増えた。
②残業が減り、有給休暇もかなり取りやすくなった。
③色々なスキル・経験を持っている人が多いため、良い刺激になりスキルアップになる。
上記のメリットより、休日や帰宅してからの時間を利用して、資格取得やスキルアップができています。もちろんこのブログもです。笑
転職するデメリット
僕が転職して苦労したことや、デメリットと思ったことをご紹介します。
①環境がすべて変化する。
人間関係を一から構築する、勤務地や通勤時間の変化がある中で、仕事を覚えていくことや、
中途採用なので、「ある一定レベルの仕事はできて当然」という所から評価されることがかなり大変
であると感じました。(人によりメリットになる場合もあると思います。)
②一度転職すると転職のハードルが下がる。
僕は一度しか転職していませんが、一度転職すると初めて転職をする人よりは転職に対するハードル
は低くなってしまいます。なぜなら、初めて転職する人はまず何をしなければいけないか調べる
ところから始まります。しかし1度転職を経験すると、次からは何をすれば良いか明確であるため
初めて転職をする人よりも転職活動がしやすくなってしまいます。転職は悪いことではないですが、
「転職したら悩みが解決する」と思い安易に転職することはやめましょう。
最後に
今回は僕が転職をしたときの経験談とメリット・デメリットをお伝えしました。転職はメリット・デメリットを十分に理解して行うべきものです。そのため、今転職を考えている方にはまず
・現状の何が不満で転職したいか
・転職すれば解決されるか
・転職しても同じ不満が生じないか
・メリット・デメリットを洗い出し、比較して検討する
以上のことを考えてみて下さい。冷静に現状を分析することで、転職した方が良いかどうかが見えてくるでしょう。
また、僕の転職は同じ職種への転職のため、異なる職種への転職を検討されている方には当てはまらないところも多少あると思いますが、ご了承ください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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