画像はhttps://www.conan-movie.jp/より引用。
上映から約1週間が経過し、ようやく劇場版名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」を映画館まで見に行ってきました。
※これ以降はネタバレ要素がありますのでご注意下さい。
ボリューム満点の内容
昨年もコナンの映画を見に行きました。昨年は「緋色の弾丸」というタイトルで、赤井一家がほぼ総出の豪華な映画でした。ただ、少し残念なのが、コナン映画あるあるの動機がイマイチな点でした。
内容もそこまで濃いものではなく、安室がとても活躍した劇場版過去作「ゼロの執行人」のように、赤井もとても活躍することを期待していただけに、少し物足りなく感じてしまいました。
特に赤井が普段変装している「沖矢」として登場する場面が多かったため、「赤井」の姿が見たいというような人にとっては、物足りなかったのではないでしょうか。
一方、「ハロウィンの花嫁」は、過去の安室にフォーカスした内容を「過去の振り返り」という形で、一部分ではメインとして扱われています。
また、安室の過去を振り返り、その過去が今回の事件とどのように関わっているのかを紐解いていくなど、2時間弱の内容にするには、中々ボリュームが多かったです。
もっと安室の過去編を交えた内容を映画で見たいと思えるような内容になっていて、安室の過去を知らない人でも楽しめるような構成になっていました。
挿入歌が!!!!!
コナン映画の挿入歌と言えば「キミがいれば」が定番ですが、ここ数年映画で【歌詞あり】のこの曲は流れていません。
一番最近の劇場版で【歌詞あり】の「キミがいれば」が流れたのは、「探偵たちの鎮魂歌」でした。「服部と白馬とコナン」がバイクに追いかけられて逃げるシーンだったと思います。
この「探偵たちの鎮魂歌」が公開されたのが、2006年なので16年ぶりに「キミがいれば」の【歌詞あり】が流れました。
この瞬間の感動は凄かったです。もうこの曲が劇場で聴けるだけで「ハロウィンの花嫁」を見に行った価値があります。
ただ一つだけ、もう少し勝利確定的な場面で流れて欲しかったです。
過去には、「迷宮の十字路」で平次が犯人を倒すシーンや、「世紀末の魔術師」ではコナンが、犯人の銃弾を、強化ガラスのメガネではじくなど、勝利確定シーンで使用されていました。
でも、今作では16年ぶりに流れただけでも感無量です。
また、来年も流れて欲しいなという期待をしています。
犯人は案外分かりやすかった!?
今作の犯人は結構分かりやすかったと個人的には思います。
犯人である証拠や、しぐさ等はなかったのですが、常識的に考えるとまず取らない行動を、犯人は序盤に行ったのです。
それは、知り合ったばかりの子供達だけに、大事な友人からの贈り物を代理で受け取りに行ってもらうことです。
いくら打合せで友人からの贈り物が受け取れないといっても、良識のある大人が知り合ったばかりの子供達に代理で受け取ってもらうようお願いしないでしょう。
また、その前に子供達が同一犯と思われる事件に巻き込まれていたことから、その子供達をまとめて抹殺しようと犯人が考えることも容易に想像できます。
次回作は!?
毎回、劇場版名探偵コナンの最後に、次回作のコンセプト的な感じの一言が発せられます。
例として、最近の映画の最後に発せられた一言が、どの映画にあたるのか、僕が覚えているものをご紹介します。
「しのぶれど」っちゅうわけやな(服部)➡から紅の恋歌(ラブレター)
「ゼロ」(安室)➡ゼロの執行人
このような一言が映画の最後に発せられ、今作の最後に発せられた一言は
「会いたかったぜ、シェリー」(ジン【黒ずくめ組織】)
おぉ!次は「黒ずくめの組織編か!?」と思いました。
ジンは度々映画に登場しますが、最後の詰めがとても甘いです。よくこれで捕まらないなというレベルで。
来年はどんな話になるのか楽しみです。個人的には、本編に繋がるような話が出てくれば嬉しいですが、まぁないだろうなと思っています。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
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