うどんのどん兵衛は、西日本と東日本で味が違うことは有名ですよね。
西日本では東日本限定味のどん兵衛は販売されていませんし、逆も同様です。
僕は生まれも育ちも西日本で、東日本限定味のどん兵衛を食べたことがありませんでした。
東日本限定味のどん兵衛がたまたま手に入ったので、この機会に食べ比べしてみようと思いました。
今回は食べ比べの感想をご紹介します。
東西味の違い
東は “本鰹” と “宗田鰹” のWだしでコクと深みのあるつゆ。
西は “本鰹” と “昆布” のWだしで華やぐ旨みのあるつゆ。
日清公式HPより引用
僕が今まで食べてきた、馴染みのある味は、本鰹と昆布の合わせだしということを今知りました。
東は、本鰹と宗田鰹とのことですが、違いがさっぱり分からないので調べることに。
本鰹と宗田鰹の違い
色々調べた結果、
本鰹→カツオ
宗田鰹→ソウダカツオ
どうやらカツオの種類が違うみたいです。
宗田鰹の場合、通常の鰹に比べて、血合の部分が多く、味が濃厚で、色が付きやすいことが特徴とのことです。
ということは、東西のどん兵衛を比較すると、東の方が味と色が濃いのではないかということが分かりました。
付属七味の味が違う
左が「東日本限定」、右が「西日本限定」のどん兵衛です。
フタを開けてから知ったのですが、東西で七味の味が違うのです。
だしの味が違うから、それぞれだしに合う七味を選定しているのだと思います。
東の七味が「赤唐辛子」、西の七味が「和山椒」でした。
この違いは、僕の中で「赤唐辛子=ガッツリ辛い」、「和山椒=マイルドなピリッとした辛さ」でした。
実食
左が「東日本限定」、右が「西日本限定」のどん兵衛です。
湯を入れて5分待つと食べられる。カップ麵は素晴らしいです。
写真では少し分かりにくいかもしれませんが、「東日本限定どん兵衛」の方がだしの色が遥かに濃かったです。
味について
東日本限定どん兵衛
かなり濃く、塩辛い的な辛さがありました。
普段このどん兵衛を食べられている方は、そこまで濃く感じないものかなと思いながら食べ進めました。
きつねもこのダシがかなり染み込んでいました。
付属の七味を入れて、食べてみたところ、味がもっと濃くなったように感じました。
西日本限定どん兵衛
薄口で、ほんのり甘いダシが特徴でした。
今まで、味を意識して食べたことがなかったので、少し新鮮でした。
やっぱりこの味やなと思わせてくれるような味で、きつねにもほんのり甘いダシが染み込んでとても美味しかったです。
七味もマイルドな辛さで丁度良かったです。
食べ比べしてみて
東日本限定と西日本限定のどん兵衛を食べ比べてみた結果、やはり生まれも育ちも西日本ということもあり、圧倒的に「西日本限定のどん兵衛」が個人的には好きだということが分かりました。
同じ商品でも、西日本に向けて限定的に発売されているものと、東日本に向けて限定的に発売されているものでは、全然違う味になるんだなと思いました。
気になる方はぜひ一度食べ比べしてみて下さい。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
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