「初対面の人との会話が続かない」「雑談は苦手」「仲良くなりたいけど何を話せば良いの?」
このような悩みは必ず誰しもが経験することではないでしょうか。実際僕も通ってきた道ですし、また今後も通る道であると思います。このような場面に遭遇したとき、「雑談力」の有無で会話が続くかどうかが大きく左右してきます。
そこで本記事では、「雑談力」を身につける方法についてお話しします。
はじめに:雑談とは?
雑談は、「さまざまな内容のことを気楽に話すこと。とりとめのない話」と調べたら出てきます。「初対面の人と気楽に話すって難しくない?」と思われるかもしれません。実際そのように言われるとかなりハードルが高いと思います。
しかし、ものの見方を少し変えてみて下さい。まず「雑談をする目的」です。これは「雑談する人と良好な関係性を構築する」ことと言えます。つまり「雑談」は「良好な人間関係を構築する」ためのツールなのです。このように考えると少し雑談に対してのハードルが下がってこないでしょうか?
雑談力とは
ひとえに「雑談力」と言ってもあまりピンと来ないと思います。「雑談力」を構成する要素は大きく2つあります。「話す」と「聞く」です。「話し上手」「聞き上手」という言葉をよく耳にすると思います。皆さんの周りで、このように言われる人には「雑談力」の高い人が多いのではないでしょうか?
この「話す」と「聞く」を使い分けることにより、会話が続くようになります。
これが「会話のキャッチボール」と呼ばれるものだね!
「話す」と「聞く」
「話す」と「聞く」を使い分ける。これって簡単なようで難しいですよね。なので慣れないうちは、「話す」→「聞く」→「話す」→「聞く」というように、「交互にする」という風に意識してみると良いのではないでしょうか。
しかし、「話す」の後に「聞く」をしようと思うと、相手から「話す」をしてもらわないといけません。そこで事項では、相手から「話す」を引き出すコツをお伝えします。
「話す」の後に「聞く」方法
自分が「話した後」に相手から「話をしてもらう」には、会話を続ける必要があります。つまり、自分が「話した内容」に対して相手から「返答してもらう」ような会話を心掛けるのです。
例えば、「今日は良い天気ですね」と言うと、相手は「そうですね」で終わってしまします。このようにならないためには、「今日は良い天気ですね。週末も良い天気になるそうですが、どこかお出掛けされますか?」というような、相手が「はい」か「いいえ」で答えられないような質問をしましょう。すると、「○○へ行きます」といったような返答が帰ってくるので、「○○。いいですね。僕も行ったことがあります」というように会話を膨らませていきましょう。
「話す」→「聞く」→「話す」の流れが自然とできているね。
(注意)このときあまり質問責めにならないように、相手の表情を伺いながら話しましょう。
話し過ぎはNG
自分のことをずっと話すことはNGです。相手が興味のないことをずっと話していると、相手はあなたとの雑談を苦痛に感じてしまうでしょう。また、初対面の人との雑談であれば、プライベートな話がしたくないという人もいるので、いきなり踏み込んだ質問等をするのは避けましょう。相手の持ち物や、今いる場所の雰囲気、おいしいご飯の香り等々、情報はたくさんあります。その中から会話の弾みそうなものを選択しましょう。
会話が続く雑談とは、一方通行になっていないことが大切です。
まとめ
今回は「雑談力」を高めるためのコツをご紹介しました。冒頭でも説明した通り、「雑談」は「相手との良好な関係性を構築」するためのツールです。雑談が苦手という方は、「雑談をしなければ」と変に意識せず、まずは「相手に興味を持って」質問してみてはどうでしょうか?その質問ひとつで会話が弾み、楽しい時間を共有できるかもしれません。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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